内容●この文集の生い立ち/海洋重力測定のはじまり(松山先生の仕事の引き継ぎ・海洋における重力測定が行われるまでの経過・日本海溝でのはじめての学術調査・イ号二四(後のイ号一二四)による測定)/初代「拓洋」を思う/忘れがたい地の果ての国/海の研究/白鳳丸航海記(その一)/白鳳丸航海記(その二)(KH七一−一次航海研究計画・マリアナでの人工地震調査・グァム−ラバウル−ソロモン海・日ソ共同の調査)/海の底の話/海で過ごした一〇年と日本近海重力地図の刊行/船酔い/キツネつきの話/セブをなつかしむ/テクニシャンのすることだ、などというまい/文科ですか、理科ですか/あなたという地球(雑学のファイル・昔の記憶・アトランティスの物語と地表のできごと・先天的記憶と後天的記憶・鳥がプレートの運動を知っている・ムー大陸の末裔・先祖はフズリナ・ヒトの形と地球の変遷・再生される時間・顔が似ていれば、脳も似ている・ナマズのセンサーとその地震予知理論・耳が天変地異を予感する・低い周波数の秘密・地球が発射する低い周波数の電波・太鼓の響き・いろいろなセンサー・三陸地方のイワシの大漁と地震・イワシが獲れると伊豆半島が上昇し、相模湾に群発地震が起こるとアジの漁獲が増える・いろいろな現象を結ぶ細い糸・太陽活動への関心は復活する)/いつも遊んでいます/時の流れはいちように、だが早くなって行く/三番目のムツゴロウ/考えの保護色/あなたは美人です、元気です/独創的仮説−次の世代も寺田寅彦/阪神大震災と地震予知/坪井忠二先生と地球科学/二代目の執念/故和達清夫会員追悼の辞/彼岸の中日(1994年3月)…手紙/五〇年前の記憶/三保の花
内容●重力と人間\重力は万象の基礎\重力と地球\重力をどう測るか\重力異常から地球の構造をみる\重力異常から地球のダイナミクスをさぐる,ほか